現在、遺族厚生年金に関する給付の見直し検討が、国の社会保障審議会を中心に進められています。 遺族厚生年金は、厚生年金加入の被保険者(主にサラリーマン)が死亡し、その配偶者に渡されるもの(18歳未満の子がいる場合は遺族基礎年金も併給)ですが、配偶者である夫を亡くした時点で40歳~65歳未満の妻の場合は、さらに中高齢寡婦加算が支給されます。...
8月に入ってからの株式相場は、世界同時株安(日経平均も5日時点で4,451円安と過去最大の下落幅)の大荒れ状態となり、NISAを活用し始めた株式投資初心者のなかには、肝を冷やされた方も多かったと思います。...
今年の5月は、太陽フレアの活動が非常に活発で、その影響として日本国内でもたくさんのオーロラが観測されたと報じられました。太陽フレアとは、太陽活動のなかでも、最も大きなエネルギーを放出する現象のひとつです。大規模なものは水素爆弾100万個分にも匹敵するエネルギーを放出するとされています。...
今回は6月24日掲載分「書斎からこんにちはコラム」の補足的な意味合いで、年金の「100年安心」問題を解説します。 小泉政権下の2004年、国は年金制度維持と制度の信頼回復を目的として、おもに以下の制度改革を実施する旨、取り決めを行いました。 基礎年金の国庫負担を、当時の1/3から1/2へ2009年までに引き上げる。...
現在、持ち主不明の建物や土地が増加する、いわゆる「空き家問題」が深刻化の一途を辿っています。国交省の調べでは、所有者不明の土地建物が全体の24%を占めているのだとか。驚きの数字ですね。...
ご存じのとおり、物価高における生活支援対策として、今年6月にて所得税・住民税における定額減税が実施されます。いろいろと細かいルールもあるようですが、ここでは基本を簡単に確認しておきましょう。 ********************************* ●対象となる方:...
今月3月19日、日銀はマイナス金利政策の解除を決定し、日本は17年ぶりの利上げ(当面0.1%以下)に踏み切りました。久々の「金利ある世界」。私たちの生活には今後どんな影響が生じるのでしょうか。とはいえ、金融緩和政策の継続方針に変わりはありませんので、直近では大きな変化は感じられないものと思われます…
昨年の面談における20代のお客さまの相談内容で圧倒的に多かったのが、「(新)NISAについて知りたい」でした。NISAの制度変更は、昨年末の大きな話題でしたので、「さもあらん」という感じです。しかし、制度内容以前に「運用の仕組み」についてご存じない方も多く、比較的安全性の高い手法とも云われる「長期分散投資」から解説したりします。...
面談でご相談に接していると、ご夫婦ともに正規社員のご家庭が増えていることを実感しますが、ご家庭の事情もあり、非正規雇用でお仕事をされている奥さまもいらっしゃいます。そんな奥さまにとって、「年収の壁※」問題は気になるところ。おおまかには5つの壁が存在すると云われます。...
来年から始まる国の子育て支援制度の一環として、『こども誰でも通園制度(仮称、以下「新制度」と略)』が試験導入されます。概要などを整理してみました。 ********************************* ●新制度の概要...