投資信託や変額保険で運用を担うポートフォリオですが、今でもオルカン(eMAXIS Slim全世界株式の略称)の売れ行きが好調のようです。
私のお客さまでも「全世界株式一択!」という方がおられますが、その株式構成を業種別に見てみると、「情報技術・金融・一般消費財・資本財」といった、成長分野または景気に敏感な業種が7割程度を占めています。アクセル強めの構成で、景気が悪くなると、一気に値を下げるリスクも内包しています。
業種構成は、運用リスクの観点からみても、重要なポイントです。景気がよいときには前述した業種(景気敏感セクター)が運用を加速させますが、不況時には「生活必需品・ヘルスケア」といった、景気にあまり左右されない手堅い業種分野(ディフェンシブセクター)が、運用の下げ幅を抑えてくれます。
これらの構成は、ある程度、特別勘定のレポートで確認することが出来ますので、いちど確認されることをおすすめします(各ポートフォリオの状況を解説するレポート内に、「上位組入れ業種,セクター」として掲載されています)。
景気は常に循環するものです。
ポートフォリオに、不景気に強い業種を加えておくことは、運用に安心感を与える強い味方になり得ます。特に、運用の最終ゴールを数年以内に見込まれている場合は、景気敏感セクターよりも、ディフェンシブセクター(もしくは債権)の比率を高めたポートフォリオへの見直しも、必要になってくるでしょう。
《参照元:野村アセットマネジメント「お金を育てる研究所」》

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