今回は、しつもん経営研究所(有)代表取締役の河田真誠(しんせい)さんにご登壇頂きました。
しんせいさんは今春、日経BP社より『革新的な会社の質問力』を上梓。発売するや否やアマゾンのビジネス本ランキングで1位を獲得し、以降もビジネスマンを中心に注目を浴び続けています。
現在、全国各地で経営者・起業家のアドバイザーとして活躍されていますが、本書でも、『行き詰った現状に変革を起こし続ける質問力』をテーマに、自らが解決策を導き出す為の有効な質問や活用事例を、たくさん紹介されています。その文中に、頻繁に現れるキーワードが『愛の選択』。今回の勉強会では、この『愛の選択』の解釈にも、しっかりと踏み込んだ内容となりました。
経営環境や市場がものすごい速さで刻々と変化している今、経営者も従業員も、『おそれの選択』に陥りがちになり、余計なストレスを抱えながら、失敗を繰り返す局面が増えているのではないか?
人が何かを決める際に、基準となる思考は、二種類あるそうです。それが『愛の選択』と『おそれの選択』。前者は、「〇〇したい!」という前向きな動機により行われます。後者は、「〇〇しなければならない」「〇〇するべき」という消極的な動機によるもの。
人は、1日に2万回もの選択を行うと云われています。そのほとんどが他者依存的な動機で為されているとしたら?…その人のビジネスは、変革の波に対抗出来ないかも。自立的思考、まずは自身を愛で満たす思考こそが、変革に強いビジネスを生み出せる。そんな実感を強く抱かせる内容でした。
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