今回は、『書斎からこんにちは』で取り上げたトピック『老後のおかね問題の最重要テーマ。公的年金の実際を適切に理解する。』について、さらに理解を深めていきましょう。
トピック文中の「年金制度の正しい理解」のひとつとして、「(年金支給で)日常生活費はなんとかなる」という考え方をお伝えしました。
総務省による最新の家計調査(2025年)では、厚生年金受給者世帯の平均的な日常生活費月額は26.4万円(消費支出)であるのに対し、平均的な年金収入月額は22.5万円でした。昨今の物価高騰に連動しながら、徐々に年金額は上昇しています。ちなみに2017年の水準では、日常生活費21.1万円に対して、年金収入は20.9万円でした。もう少し頑張ってもらいたいところではありますが、物価上昇に支給額が連動している仕組みがあることは、大変心強い点ではあります。
年金だけで旅行やお金が掛かる趣味までカバーするのは難しいですが、(差額を補う貯蓄や収入源を準備したうえで)最低限生きていけるだけのお金は準備出来そう、というのが現在の年金制度に対する正しい理解のようです。
老後のおかね事情については過度に心配し過ぎず、いま努力出来る範囲内で余裕を持って準備を進めていきましょう。また、生涯現役で収入を得られたい方は、なによりも健康と気力の充実を維持出来る仕組みづくりが大切ですね!

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