建物や車などの事故を経済的なリスクから守る損害保険には、「免責金額設定」という選択肢があります。
「設定額以下の負担については補償しない」というもので、この金額を高くすると、保険料は安くなります。しかしながら、多くの消費者が、この免責金額設定を回避する傾向にあり、「割高な保険料を支払う傾向にある」という研究結果があるそうです。
保険を掛ける際の考え方で重要なポイントは、“滅多には起きないが、一旦起きたときには経済的破綻が心配される重大事故に備える”というものです。家計の状況にもよりますが、免責金額に10万円程度を設定したところで、経済的破綻は想定しにくく、それならば保険料を安くしたほうがお得です。
家電製品購入時におススメされる「延長保証」も同様の考え方が出来ます。そもそも安い家電ならば、買い替えても大きな負担になることは考えにくいでしょう。免責設定は積極的に活用してもよいでしょう。
《参照元:『NUDGE 実践 行動経済学完全版/日経BP刊』より》

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