『保障の空白領域』ってなんですか？

ここ数年、生命保険がお役立ち出来るリスクヘッジの範囲に関して、『保障の空白領域』という概念がよく聞かれるようになりました。一体、何のことを指しているのでしょうか？

基本的に、生命保険で補える経済的リスクは、以下の３点に分類されます。曰く「死亡によるリスク」「病気・ケガによるリスク」、そして「長生きのリスク」です。保険商品も、これらに対応してきました。

しかし、入院日数の短期化や、重度疾病における死亡率の低下などで、新たな経済的リスクが発生していることも事実です。それが「長期的に働けなくなるリスク（自宅療養や介護など）」です。

一般的な医療保険は、入院や手術等の治療行為を受けなければ、保険会社からの給付金は出ません。幸いに闘病から生還したとしても、すぐに職場復帰出来ず、自宅療養を強いられる可能性も。

そんな時に、給付金で家計を支えてくれる保障があればよいですよね。今は、そんなリスクに備える保険、つまり『保障の空白領域』を手当て出来る保険も、続々と各社から発売されています。

《記事参照元：生命保険会社研修資料より》