従来のがん検査といえば、「つらい(食事制限)、面倒(時間がかかる)、高額(種類によって4万円)」と、あまり良いイメージはありませんでした。
しかしながら、現在ではこの検査方法の開発も進み、ほんの少しの唾液や血液を採取するだけで、がん罹患の可能性や種類の特定が出来るようになってきました。
なかでも今年1月から実用化された「N-NOSE(線虫がん検査)」は、様々な点から注目を集めています。仕組みは極めて単純、がん患者の尿に集まり、健康体の尿からは逃げるという線虫の性質を利用しています。
その検査の特徴には……
●簡便で苦痛なし:尿一滴から検査可能
●高精度:感度は89%弱で早期がんにも有効
●安価:9,800円(税抜・参考価格)
等の点が挙げられています。
但し、まだ課題もあります。
がんの種類が特定出来ない、費用は安いが人間ドックと併用でないと使えない点などです。今後の利便性向上に期待したいですね。
《記事参照元:生命保険会社研修資料より》
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