比較的重篤な病での入院や、そうでなくても複数の患者さんとともに入院生活を過ごすのに抵抗がある方の場合、病院によっては個室利用が可能ですね。さらに個室を利用した場合は、健康保険の適用対象外で、「差額ベッド代」という名目で全額個人負担になるのも、ご承知な方は多いと思います。費用はおおまかにいうと、1日当たり1万~5千円位が一般的なので、宿泊ホテルみたいなものです。
但し、以下の点に該当する場合は、負担しなくてもよいのでご注意ください!(支払いを拒否出来ます。)
1)同意書による同意確認をしていない場合
2)患者本人の治療上の問題
3)病棟管理の必要性から、患者自らが選択出来ない
上記3は、例えば院内感染防止や一般病床が満室の場合。
上記2は、意外と盲点かも。救急患者などで安静を必要とする場合や、集中治療後の著しい苦痛を緩和する必要がある場合に、病院は差額ベッド代を請求出来ません。(記事参照元: 日経新聞朝刊6月30日掲載記事より)
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